出たんだよ

嘘じゃなかったよ、騙されてなかったよ、お母さん。
今日、本屋に行ったら置いてあったよ。

先月あたり（うろ覚え）の記事にも書いたけど、
何だかよくわからんが絵を描いたんだよ。
社会保険労務士の先生が面白い本を書くから、それにマンガをつけろって言うからさ。
忙しかったからテキトーもいいとこだよ。完全に素人仕事だよ。
なのに印刷されちゃった…（スミマセンゴメンナサイ）

↓それがこれです

最後のページに「イラストマンガ」で本名がクレジットされとります。
オビと本文中にはキャラクターのイラストも登場しますが、それは知らない人が描いたのです。
聞いてないよ、なぜこれも私に描かせてくれないのか…と恨んだとか恨まなかったとか。

ウッカリ検索でもされて関係者にこのページを発見されるとマズイので
出版社名・著者名・タイトル等はテキストで入力するのを控えさせていただきます。
なるべく大きく見えるように載せたので、自力で写真を読み取って各自メモをとるように。
ちなみに草の根運動の輪を広げるため、アマゾン購入は禁止ってことで。

内容はもちろん面白いです。文章の書き方も好き。
近年増加する自分に甘い若手社員の実態と対処法を５つのタイプに分類して書かれてあり
笑えて反省して勉強になるスグレモノ。
さぁ皆さん、何冊でもお買いなさい！

しかしヤワラカ表紙なのに１４００円と、若干お高め？
たけーよ、と思った方は、書店にてブルジョワの目の高さ位置に移動さえしておいてくだされば結構です。

なにとぞ、なにとぞ。

元気があれば何でもできる

つい面倒であまりブログには書いていないのだが、
今年は年頭にたてた誓い通り、割とあちこちツーリングに出掛けている。
先日の１３日の土曜日もいつものチーム＋その知り合いチームの合同編成で
若狭（たぶん福井県。例によってついて行くだけなのでよくわからない）へ出掛けたのだ。

ところがまさかこの日、
私の可愛いニンジャ君が元気を失うハメになろうとは一体誰が想像したであろう。

集合は朝１０時に名神高速京都南ＩＣを降りてすぐの、とあるバイク屋前。
しかし磁石を狂わす強力な電磁波を体内から放出しつつ生きる私には
一度も行ったことのない場所に辿り着く術は無いため、
メンバーに頼み手前の桂川サービスエリアにて待ち合わせることに。

９時前に家を出発し西宮ＩＣから京都方面へ。ここまでは完璧だ。
快調に走る私。
雨の九州ツーで役目を放棄したウインカーもツケで修理しておいた。怖いくらい順調。
京都方面…京都方面…
…
あれ？栗東・名古屋方面？
…
地理には弱いが、競馬的知識により「栗東」が滋賀県であることはわかった。
もしかしていつの間にか京都を通り過ぎたのか？ヤバイマズイ。
しかし１０分ほどドキドキ走るうちに「京都南６km」の表示が見えてきた。
なんだよー脅かすなよー！
ビクビク走行のせいか、少々遅れて桂川に到着。メンバー二人と合流し、集合場所へ。
今回は総勢１２～３人（記憶曖昧…初対面ってニガテ。）の大所帯だ。
なんだかんだで１１時頃？出発。

↓途中合流のメンバーをどこかの道（よくわからん）で待つ

どこへ向かい、どこを通るのかは訊いてもどうせ理解不能なので、
他人任せでお気楽に走る。
途中、「鯖街道」（←書いてあったから間違いない）を通り抜け、
ナントカ言う道の駅へ到着（←書いてあったけど忘れた）。

↓雰囲気の良いお店で昼食

↓鯖寿司うまそ～！

↓だが昼食に１４００円を使う勇気のなかった私はサバを諦めソバを注文…

出発が遅かったため、時間がないらしい（他人任せ）。サッサと道の駅を後にし、
「瓜破（うりわり）の滝」へ。

↓思ったより落差の少ない滝。でもとってもキレイ

時間がない。次！次！

↓「三方五湖」。遊覧船があるようだ。乗りたい～けどムリ～

↓さぁ次へ行きますよ

ここからは日本海沿いを走る。
景色、超キレイ～！けど断崖絶壁超怖い～！（止まれないから写真はないの）
しかも細くてグネグネの地獄道…
日本海見たいよ！だが目を逸らせば死ぬぞ！
目線はカーブの出口…曲がれる！きっと曲がれるぞ頑張れ私！

しかし１～３速のみを使い（ニンジャは６速まである。ヘタクソの証）ノロノロと走る私が
道いっぱいに膨らんで曲がった先の突然開けた道路で目にしたものは…

ぬ゜ぁぁぁぁーーーーーー砂利道ーーーーーーー！

(以下、一瞬の思考）

このままでは砂利が特に厚くたまっている道の端へ、しかも体勢はナナメのまま突っ込むコース…
悪くすると縁石に激突もありえるか？
どっちにしても確実にコケル。
いや待て、数年前の私とは違うのだ。１年に１センチの割合で上達しておるのだ。
慌てるな自分！諦めるな自分！止まれる。止まってみせる！
うぉりゃっ、まっすぐになれ！そしてそっとブレーーーーキ！
おぉ！ギリギリ隅っこに止まれたー……？

どかーーんブォーーン！ば…爆発！？

ガシャーーン！イテーー！

（以上、全てはほんの一瞬…）

？？？？？
なぜコケてる？
おっイカン、エンジンがかかったままだ。とりあえずオフ…
おぉ、ビックリしすぎて鼻から心臓がハミでとる…（ぎゅうぎゅう）あー入った。
ハッ！服は！？
ジーパン！これしかないねん…（パタパタ）ヨカッタ大丈夫。
パーカー！古いけど気に入ってるねん…（パタパタ）ヨカッタ大丈夫。
Tシャツ！買ったばっかりやねん…（パタパタ）ヨカッタ大丈夫。
ハッ！ウエストバッグは！？
オカンに借りたデジカメ！壊したらシバかれる…（ゴソゴソ）ヨカッタ大丈夫。
トランシーバー！やっと中古で買ったばっかだよ…（ゴソゴソ）ヨカッタ大丈夫。

ってゆーか、めちゃイタイーーー！

そこへ駆けつける足音…そして『大丈夫ですか！？大丈夫ですか！？』との声。
うん…大丈夫っちゃあ大丈夫なんだけど、めちゃめちゃイタイんだよ、ちょっと待ってくれ…
振り返る私。
ハァ！？何か知らんがビックスクーターが１０メートル後方でコケとる！？
あ…アナタはヨソのチームの○○さん！（名前知らん）
まさかこの人は私を助けるために、
自分のバイクを停めるのももどかしく放り出して駆けつけた恐ろしく親切な人！？

（私）「イタタ…、止まったつもりなんですけど何かコケちゃいました」

（親切な人）『スミマセン、僕、止まりきれずにぶつかっちゃって』

！！！！！？
ってアンタの仕業かーい！
…ということは…
ヤッターー！自分でコケたんじゃないんやーーん！

そうこうしてるうちに続々と駆けつけるメンバー。
倒れたニンジャ君を起こしてくれる。
うおっ、何か液体が垂れた！？
…けど青い？ああ、よかった、冷却水か…。
道幅は広いが念のためもう少し端へ寄せることに。
ギャリギャリギャリギャリィィ～～
うぉっ、フレームいってもうたかい！？
…いや、折れたナンバーがタイヤにあたっとる！（ぐい～スルスル）…セーフ！

すぐにはエンジンはかからないが、バイクを倒した時はそういうものだ。
しばらく待って、みんなで寄って集って点検してくれる。
機能的な問題としては、ブレーキペダルが曲がってステップより上に上がってしまっていることと、
マフラーが内側に入って駆動部分に当たりそうになっているそうだ。

↓工具を取り出し応急修理にあたるマイチームのメンバー

さてカメラを取り出した途端駆けよりポーズをキメる、
実は特に役立っていない二名は誰でしょう？
そんな余裕溢れるお兄様方、ステキ。

そしてライダー歴は長いが脳ミソがイカソーメンでできている私に
この状況で出来ることは何もない。
写真を撮って遊ぶ。

↓問題の砂利道

「この先工事中・注意」の看板だけでは予測不能。
板でも乗せとく、もしくは「砂利注意」とでも書いておかんかい
何のためかよくわからん縦縞の溝しかり、
カーブによくある黄色い塗料の横縞しかり、
オマエ（誰？）も二輪で走ってみやがれ。マッタク、殺す気かよ。

↓ぎゃー、黄金の右腕が…（Ｗｉｌｄｃａｔさん撮影）

メンバーが差し出してくれた「赤ちゃんオシリふき」で拭いたらこんなにキレイ。
この時は気付かなかったが右フトモモもこんな感じ。
服が破れてないのにスリ剥いてるって不思議だね。
翌日は紫色になっちゃって膿んじゃってあちこち腫れちゃって汚かったが
小さな擦り傷と少々の打撲のみで痛みもたいしたことはない。
オロナインと、靴擦れ用の大きめ絆創膏で治癒同然。
門戸厄神さん（近所）のお守りを持ってきてたもんな！
交通安全じゃないよ。欲張って総合的な厄除け守りさ！
自分に（そんなに）責任はないし、この程度で済んだし全然ヘコまんよ。
ツイてる！超ツイてる！

そうやって浮かれている間に処置は完了。
すごい！よかった！地元・兵庫県西宮市から遠く離れた日本海に
ニンジャ君を置き去りにせねばならんかと、さすがに焦ったよ。
そして最終目的地まではあと僅かであったが、ここで本日のツーリングは終了することに。
ブレーキは踏みにくいものの、みんなのサポートのお陰で問題なく帰宅できた。
ご迷惑＆ご心配をおかけしました、本当にありがとう。

まぁあとちょっと気が重いのは、示談交渉だ。
今週末、バイク屋で修理見積りをとる予定。
知り合いの知り合いだし、相手もフロントカウルばりばりで可哀想だし、
オークション等を利用して、なるべく安くあがるようにしたいとは思うが…
さすがに曲がったブレーキレバーとブレーキペダル、
折れたフェンダーレスキットは新品注文になるであろう。
（ニンジャを倒すと確実にカウルごとヤル、と言われるウィンカーは奇跡的に無事。
砂利でかえって助かった。いや、そもそも砂利でなければこんなことには？）
エンジンの傷はどうしようもないし別に構わない。
他にはジャキジャキのアンダーカウル、そこそこ傷のカーボンマフラー、ミラー、グリップエンド…
とりあえず素人目にはそんなもんだが、他にも何かあるかも。

どこまで修理するべきか？一体いくらぐらいなら請求されても驚かない？
そういえば任意保険入ってるのか訊くの忘れたぞ。使わなくていいの？
（ってゆーか警察に届けてないし、もう遅い？）

むぅ。事故は初めてなのでよくワカラン。
とにかく見積もりを見てみんことには始まらんが…
ドキドキしますぅ。

 

長野へＧＯ

描けたんだよ、前回記事のウェルカムボード。
期限ギリギリに描けて、本番は明日だよ。
せっかく完成したから自慢しようと思ったのに、
外付けHDDに入れて持って帰ってきたはずのデータが壊れてるよ。

ムカ…

そもそもMacで作ったデータを入れるとファイル名が勝手に変わるんだよ。
「/」や「-」を「_」へ、Ｗｉｎｄｏｗｓっぽい感じにされちゃうんだよ。
Mac対応ＨＤＤなのに…ヤな奴。

そんな訳で紹介するネタがないねーって事で、
最近嬉しかったいただき物について…

これ、たぶん有名だと思うけど、知ってる？
中学の修学旅行時に初めて食べて以来、長野に行く人を見つける度に必ずねだる！

長野名物「雷鳥の里」

ウマイ。非常にウマイ。
グッジョブ！なになに…（有）田中屋？

中には雷鳥型のしおりのようなものが入ってます。
大箱のものは雷鳥もデカイとの噂…
やるやん、気が利くやん、田中屋！

ちなみに裏にはハンコがひとつ。
「斉藤」が責任持ちまっせ、という印だろう。
ナイス心意気。

どんな味かというのは上手く説明できません。
香ばしーい何かに、甘ーい何かが挟まれてる訳よ。
なんせ好き。
９個入りのを貰ったから、ちょっとずつ食べてるんだけど
あ～あと３個かぁ。

私の知り合い達よ、こぞって長野へ行け！
そしてお土産には大箱の「雷鳥の里」を…

よろしく頼みます。

自分が好き '07

私には職業イラストレーターとして、致命傷とも言うべき欠点がある。
画力？
いや、そんなもんはレベルに合った依頼しか受けないので大丈夫。
ではそれ以上に必要とされ、かつ私に欠く部分とは…何あろう、描くのがとっても遅いのだ。
しかし遅筆と言うには少々語弊があるのかもしれない。
恐らく実際に手を動かしている間はギリギリ許容範囲の速度で進行していると思われる。
ところが絵を描き始めてから書き終わるまで、
半分以上の時間は自画自賛にあてられていることが完成に激しくブレーキをかけていることは
疑いようがない事実であろう。

ではここで…誰も望んではいなくとも構いはしない、
仕事の流れを解説しよう！

【１】どんな絵を描くか構想を練る
【２】思い付きを自分の中で激しく自画自賛！
【３】資料を集める
【４】集めた資料の的確さを自分の中で激しく自画自賛！
【５】下描き開始
【６】ひとまず完成。描けた！と叫ぶ
【７】あまりの出来映えに自画自賛！更に周囲にも賞賛をシツコク要求！
【８】清書に入る
【９】ちょびっと描いては眺める。このあたりから声に出して自画自賛！
【１０】思う通り描けずクライアントの指示や原稿のせいにして罵る
【１１】難所を乗り越えるたび周囲に聞こえるように自画自賛！
【１２】【９】〜【１１】を１００万回繰り返す
【１３】完成。出来た！と叫ぶ
【１４】「うっまー！天才ちゃうか？いや、なかなか描けへんで、これは…。って言うかマジ天才？」
周囲を威圧し、合いの手を待つ！
【１５】クライアントへデータ送信
【１６】小一時間、ファイルを開いたり閉じたりしつつ余韻にひたる！
(気分が乗れば訊かれもしない苦労話を披露することも)

以上、【１】へ戻る。

私が褒められて(少々)伸びるタイプの人間であること、また、
褒めねば限りなく二つ折りに近い角度でヘソを曲げることを熟知している周囲の人々は
大抵の場合辛抱強く相手にしてくれるというから有り難い。
若干お世辞臭いセリフと面倒くさそうな空気は否めないが、
それくらいのことではちっとも傷つかないのだ=з

そんな訳で自分の描いた絵で、そりゃもうゴハン３杯はいけちゃう感じ。
現在、超特急でとの要請で、先輩の結婚パーティー用に
似顔絵ウェルカムボードを鋭意作成中なのだが…

↓まずはレイアウトのため文字組から…（名前の部分は伏せます）

おぉ、いいカンジ？それっぽい！？

↓先輩の顔を描いてみる（下書きなのでグレーです）

おーおー！似とる！めちゃ似とる！

↓ダンナさんの顔も…（こっちも知り合い）

ん～。これはまぁこんなもんか。オトコを描いてもつまらんわい。

↓お二人のベイビー君（私にはあまり懐いていない）

かーわーいーいー！いーやん、やるやん、いけるやん！

会社から帰宅後、家でひとりで描いているのに声出して褒めちゃったよ。
あーサッパリ進まんのですけど…

まだこれからカラダ描いて～バック描いて～Photoshopで色塗って～
エ～～～～？

毎日会うから毎日完成を催促されるんだよ。
パーティーまで１０日しかないんだよ。
エ～～～～？

うおーピンチ！大ピンチ！
オチ…オチは…
ムキー！
思い付かん！それどころやないわ！
早く描かねばヤバイんじゃー

実は遊んでた

8月の最終週あたりから、なんてゆーの？ほら、

（心の中では「エスキモーのくつ」と呼んでいるが、おそらく正式な名称が存在するであろう。
関係ないが私の友人Ｃは、ウインカーのことを心の中で「パカパカ」と呼んでいるそうだ）

なんせこういうブーツを履いている人を、一日５人は見かける。

…かゆっ

暑い、暑いよ、あたしゃまだ暑いんだよ。
まだまだ夏の服を着ていたいのに、
ウォーミングアップからブッとばしてプレッシャーかけるようなマネはヤメテくれよ。

そんなこんなで前回書いた切羽詰まった仕事について、
始まってみれば何のことはない。
先方デザイナーの意向により少々数が減ったため、
予定より若干早めに終えることができた。

お陰様で難なく参加できたのですよ、「阿蘇山ツーリング」に～。

インドア派の私にとって唯一の屋外的趣味であるバイク。
ここ何年かはとあるツーリングチームに参加させてもらっているのだが、
年に一度遠方に泊まりがけで出掛けるのが恒例なのだ。
しかしこれまでも今回も、
忙しいし金ないし運転ヘタだし自分にはカンケ～ね～と聞き流していた。
それなのに嘘のような本当の話、バイクに跨る王子様方が
見かねて船代･宿泊代・飲食代を援助してくださるとの仰せ！
マジか？何万円も？私ってそんなに素敵？

そんな経緯で、本当に行ってきたのだ、九州に。
あーよかった、可愛くて…（ハイ押さないで、並んで！）

せっかく人生で初めての九州について、レポートしたいところではあるが
整理機能を持たない私の脳ミソには荷が重いので
書くだけ書いてみるというチャレンジ的スタンスで、以下。

９月１４日金曜日夜、六甲アイランドからフェリーに乗る。
船、でかー。これ浮くの？まじでー
宴会～宴会～

９月１５日土曜日昼、大分に到着。
わー九州あったー。ほんとにあったー、お母さんー
山キレイ～めちゃキレイ～。牛おる～。馬おる～。すげー

９月１５日土曜日夜、熊本で宴会。
ばにく～

ばにく～

ばにく～

ばにく～

ばにく～

さしみ～

でも実はいちばん感動したからしれんこん～

おいしーーーー

９月１６日日曜日朝、熊本出発。
あめ～。めちゃ雨～。
でも山キレイ～めちゃキレイ～。牛おる～。馬おる～。すげー
これ飲んじゃう

これ食べちゃう

９月１６日日曜日夜、大分からフェリーに乗る。
宴会～宴会～

９月１７日月曜日朝、大阪南港に到着。

以上おわり。
どう？伝わった？

それにしても景色の写真ねーな！バイクの写真も…
いや、あるけど５年くらい前に買ったダメダメデジカメじゃ写りがイマイチで、
感動が伝えきれんのです。
すごかったよ、ホントだよ、よかったよ、九州。
好きだー！

まさか自分が九州に行ける日がくるとは。
自分の中ではほぼ外国だったよ。

書ききれないが、その間ほぼ全ての食事代、ビール代、おやつ代、
お茶やらアイスやらウコンの力やらガムやらタバコやら、帰着後の朝ご飯まで
もー何から何まで１２人の王子様にお恵みいただいた訳で。

王子様あーーーりーーーがーーーとーーーー(；△；)

今年は厄年だからビビってたけど、事故にも遭わんかったなぁ。

厄神様あーーーりーーーがーーーとーーーー(；△；)

いやホント幸せですよ、私は。
また行きたいな～、九州。

収集のつかない長文について考える

怠けたい、という欲求の強さは誰にも負けない自信がある。
大金持ちの家の１０番目の子供に生まれていたら
間違いなくヒキコモリのニートになっていただろう。
私は他人に甘いが、自分にはもっと甘いのだ。

ところが久々に明日（もう今日か…）、合コンに誘われたというのに断ってしまった。
貴重なタダ酒を飲む機会（そういう事か？そういう事です。）を断腸の思いで自ら放棄したのだ。

あーりーえーんーーー(　皿 #)

理由は仕事だ。明日はイラストをひとつ仕上げねば帰れない。
先を読む能力をまるで持ち合わせない私には、何時に終わるのかサッパリ見当がつかんのだ。
なにもかもがその日の調子次第…
良く言えば「今を生きている」というところだが、
それをクライアントに言えば確実に叱られるであろうことくらいは私にも読めるのであった。

そもそも発端は数ヶ月前に遡る。
恐るべき低賃金（グラフィックデザイナー兼イラストレーターという肩書きから想像される年俸から
２百万ほど引いてください）で働く私は握り拳大の脳ミソで考えた。
ケチな社長に給料アップを要求するには自分名指しの仕事をとって売り上げをあげるしかないと。

しかし正直、一生懸命働くのもイヤなら、たいしたセンスも能力も、愛嬌すら私には無い。
とすると…イラストだけで稼ぐはの単価的かつ技能的に厳しいが
イラストとデザインを別に発注すると金がかかるという点と
イラストを使える紙面をレイアウトするのは比較的簡単であるという点に激しく着目し、
私なら両方いっぺんにできまっせ的売り方で行くことにした訳だ。

となればやはりホームページは必要であろう。
自分で一から作成する能力は無いので、テンプレートで簡単設定！レンタルホームページを借りた。
そして、３分でつくれる！とのうたい文句に真っ向勝負のまる一日がかりで完成させた
イラストサンプルサイトに、「デザインもしまっせ」と書き込み方々に宣伝したのだ。

ところがその試みは完全に自分の首を絞める結果となり今に至る…

ブヒ～！まさかこんなに仕事が入るとは思わなかったんだよぉぉぉ～o(TωT )o
しかもよく考えたら、きた仕事を断る権限は私にはなかったぁぁぁ～o( TωT)o

私の描くイラストにはこれといって決まったタッチや方針はない。
よく言えば頼まれれば何でも描くし、
普通のイラストレーターが断るような、クリエイティブ感ゼロの根気仕事の方が好きなくらいだ。
お陰でサンプルを見た人から即断で「便利な奴」との評価をいただいたようで
当初期待したデザイン込みの仕事ではなくイラストのみの新規発注がじゃんじゃん舞い込み、
月の半分を以上絵を描いて過ごすような状況に陥ってしまった。
このままでは下手すれば売り上げ減では…？

帰りの終電車の中、iPodからはシェリル・クロウのEveryday Is A Winding Roadが流れた。
…ほんとにね…次は曲がりきれるかね…

この辺りのジレンマや各種の苦悩について言いたいことは沢山あるが
いったい誰がそんな後ろ向きな話しを真剣に聞いてくれようか。
仕方がないのでその先はコビトさんと話し合うとして…ここからが本題。
（なげー前置き！いいんだ、自分の気持ちを整理するんだ、ファイオー！）

昨日また新規のイラスト制作依頼がはいった。
レギュラーで描いている月刊誌の編集長の紹介だそうだ。
それは東京の出版社からの依頼で、ある書籍の扉絵と挿絵の仕事らしい。

聞きましたか？

東京の、出版社の、書籍の、イラストだってよ。

プロのイラストレーターの方からすれば、日常的なことかもしれん。
しかしそれはイナカモンの私に衝撃を与えるには充分なキーワードであった。

毎月描かせてもらっている雑誌は、体裁や発行部数こそライバル誌に引けを取らないが
店頭販売の形をとらないフリーマガジンであるし、
こちらも毎月描いているタブロイド誌は、有名ではあるがこれまたフリーだ。
過去に超大企業の広告に描かせてもらったイラストが
西日本全域の新聞各社や雑誌広告に載ったこともあるが
広告なので当然ながら名前のクレジットは無い。

ところが書籍となれば、どこが出したどんなものであれ、
おそらくクレジットされるだろうし、金をとって販売されるのは間違いない。

パンフレットやカタログ、広告やDMなどの仕事はイラストを描き始めたこの６～７年で
相当数やったと思う。
だが一般書店で金と交換されるようなものは初めてなのだ。
報酬は安いが、どうせ私が貰う訳ではないのでそんなことは構わん。
これは本当に嬉しいことであるし、自分にとってはとても大きな出来事だ。

誰かに報告したい。
誰に？
うちの家族は皆個人主義で大変クールなので、「ああそう、よかったね」で済まされる可能性大。
親兄弟にそんな風に言われては立ち直れそうもない。

私は他人から激しく同情されたり、必要以上に褒められるのがそれはもう大好きだ。
そのために生きているといっても過言ではないほどに。
なにー！可哀想！そんな会社燃えちまえ！
マジで！？スゲー！さすが！天才！
などと言ってもらうと大変気分が良い。

とりあえず危険は避け、最もオーバーな同業の友人に電話で報告。
上記の１０分の１程度に褒めてくれたので、ひとまずは納得できた。

本当はものすごく胃が痛い。描かねばならんイラストは、大量かつ納期が大変に厳しい。
（だからこそ私のような者にまわってきたと言える）
もちろん仕事はそれだけではない。
社長と私の二人きりの会社は様々なハンパ仕事を抱えているのだ。
リミットは９月１８日。
できますか？って訊かれても、やってみなきゃわかんねーよ！
（この辺がホンモノのプロと一線を画す部分）
わかんねーよ！とは言えないので、「ガンバリマス…」と返答したが…

やれんのか！やれますよ？（猪木ー！藤波ー！）

あー。
マジでどうしよ…

ご先祖さま…

眠い～
眠いにゃ～
眠いケロ～

お盆休みですが仕事が入りました。
お盆休みなのに徹夜…
売り上げは会社へ…

いま鏡見たら

こんなカオになってた。

うっそ、マジ、ワープ！？

皆さんは私がどれほどのダメ人間かご存じであろうか。

あ～もうダメだよ、ダメダメだよ～
へこたれちゃって大変だよ～
エ～！？もう８月１０日～！？ま～じ～で～！今って平成何年～？

ちょ～ムダに生きてた～
ムダな二酸化炭素吐いてた～
実りゼロ～意欲ゼロ～預金残高ゼロ～

ちなみに勿論働いてはいるデスヨ。
叱られないギリギリの程度を嗅ぎ分けて維持する能力は
もうほとんど野生のカンと言っても良い。

先々月描いて割と気に入った某雑誌コラムの挿絵↓

なんだこりゃー？

昔から好きな食べ物を尋ねられると「かにかま」と答えていたが
実は今一番好きなものはスイカだ。
このトシになってそんな質問を受ける機会もないので
訊かれもしないが発表しておくことにする。

しかしスイカは高いのでポカリを飲む。
似てるよね。

意外にイガイガがイイ

最近の日課…
深夜2時、腰痛の完治を願ってフィットネスボールに乗っかり
その日録画しておいた昼ドラを見る。

リサイクルショップにておそらく新品500円で購入。
銀色イガイガで宇宙的かつ邪魔なひと。
↓

こりゃ誰にも見せられんなぁ～
って誰が見るんだよ～
守護霊が見てるかもな～
死んだジィちゃんとか親戚だったらヤだな～

そんな感じの忙しい毎日です。

ところで日曜は久々にツーリングへ出掛ける予定。
今年の夏は車検を受けねばならんのだが
前回の車検から、いったい何km走ったというのか？
反省して今年こそ（ちょっとは）乗ることに決めたので
（なるべく）誘いは断らないのだ。

毎度のことだが遠方の集合場所への一人ツーリングにドキドキ。

万寿子さんの庭

連休最終日の今日は一日中雨だったので、本を読んだ。

（どうでもいいけどバックは先週とうとう買ってしまった座椅子。
インテリアコーディネートを完全に放棄するノロシをあげてしまったような…
大変ラクチンだが、人生に於いてひとつの季節が過ぎ去った感は否めない）

文庫以外の小説を買うのは一体何年振りであろう。
しかしどうしても欲しかったのは、
この本の装画を私がとても尊敬するイラストレーターの方が手がけていたからだ。
と言ってもそんな憧れの方と、もちろん知り合いな訳ではない。
先日その方のホームページを見ていて興奮した勢いでメールを出したところ、
思いがけずお返事をいただき、この本の存在を知ったのだ。
ファンレターなど中学生の頃、
今は亡きハリウッドスターのジェームス・スチュアートに出して以来
（あいむゆあふぁ～ん！あいらいくゆあふぃるむずべり～ま～っち！）
という点からも興奮度合いが伺えよう。
案外ミーハー？
しかし勝手にお名前を記すのは控えておこう。
うっかり検索にでもひっかかって、こんなページに辿り着いては何だか申し訳ない。

ちなみに内容はとても良かった。
途中、何度も表紙のイラストを見返して、脳内でよりイメージが具体化される。
年代を問わず、特に女性が読むと良いであろう。
しかし書いたのは男性。
「嫌われ松子の一生」を読んだ時も思ったものだが
このようなものを何故男性に書けるのだろうか。不思議だ。
（掴み所のない感想でスミマセン。うまく解説するボキャブラリーなし）

貧乏なくせに実は毎月結構な額が書籍と音楽CDに消えている。
娯楽を教養とすり替え、無駄遣いの言い訳としたい。